自分というブランドを磨こう！輝く女性に生まれ変わり、キラキラした人生を謳歌する方法>自分の中での価値基準を決める

お金にかかわる行動は、
言うまでもなく正反対の２種類に分かれます。
「お金を稼ぐ」と「お金を使う」。
「お金を貸す」と「お金を借りる」。
「貯金を貯める」と「貯金をおろす」。
「節約する」と「浪費する」というように。
そして、双方のことをバランスよく行える人が
金銭感覚のある人です。

もともと私はお金を扱うことが苦手でした。
小遣い帳も家計簿もちゃんとつけたことがないし、
物の値段にもあまり関心がありません。
同じようなトマトが、あるスーパーでは４つで２００円なのに、
その近くの別のスーパーのチラシには１７０円と書いてあった
としても、ひとつのスーパーですべて買い物を済ませられるという
楽さのほうに軍配を上げてしまうのです。
どちらかといえば、もう１軒回っていくらかのお金を節約する
ことより、買い物の時間を節約するほうを選んでしまう
ということでしょう。

「自分に無理のない金銭感覚」を意識しましょう。
節約家は、あまりにいきすぎると「ケチ」となってしまうし、
「浪費家」という人も、時には「なんてスケールが大きくて
気前のいい人だ！」と絶賛される場合もあるのです。
お金に対するスタンスは、その人の価値観そのものですから、
節約家を目指すだけが正しいわけではないけれど、
「気を紛らわす」的な消費が習慣になってしまうと、
入ってくるものはそう簡単に増えるはずもないので
たちまち収支のバランスが崩れてしまいます。
金銭感覚は、その人の価値観そのもの。
ちゃんと自分に「これ以上は危険だよ」と信号を送れるように
すること。
窮屈な節約法でなく、うまく自分の欲求を満たしながら
「財布のひもを締める」技を持っている人が、
賢い人ということになるのでしょう。